当院のもの忘れ外来は原則予約制とし、受診者の年齢は 50 歳以上の方に限定させていただきます。
もの忘れ外来では、MRIによるVSRAD検査・海馬測定など検査を含めて診療しています。
もの忘れ外来の受診につきましては、ご本人のほかに、ご本人の日常生活をよくご存じの方(ご家族・ご友人など)の付き添いが必要です。
最近もの忘れが多い…だいたい 50 歳をすぎる頃から、多くの方が「最近もの忘れが多くなった」と感じるようです。
そしてたいていは「年齢のせい」と考えて、それほど気にすることなく過ごしています。
もの忘れが『正常加齢に伴うもの』であれば、それは加齢による一般的な現象であり、いわゆる病気とは違います。
しかし、もの忘れには『うつ症状など精神的な原因によるもの』や、『病的認知症の初期段階』があり、これらは明らかに疾患であり、加齢による一般的な現象とは厳密に区別されます。
現在の日本では85歳以上の高齢者の4人に1人が認知症であるといわれています。
認知症は何らかの原因で記憶や判断力などの脳の働きに障害がおこる病気で、進行すると日常生活に支障をきたすようになります。
しかしひとくちに認知症といっても、後述するようにさまざまな疾患や原因があり、その種類や進行度合いにより治療の方法や有効性がまったく異なります。
そのため症状に気づいたら早めに受診して適切な治療を受けることが必要です。
当院の『もの忘れ外来』では原因を特定するために院内のMRIと組み合わせた『VSRAD;ブイエスラッド』という最新の診断システムを導入しています。
認知症によるもの忘れ 時間や場所の記憶が不確かになってきた。 何度も同じことを言ったり、尋ねたりする。 慣れている場所で道に迷った。
日常服用していた薬の管理ができなくなった。以前好きだったことや、趣味に対して興味が薄れた。 鍋をこがしたり、水道の閉め忘れが目立つようになった。
料理のレパートリーが減り、同じ料理ばかり作るようになった。 以前より怒りっぽくなった。 財布を盗まれたといって騒ぐことがある。映画やドラマを理解できない。

認知症の原因

アルツハイマー病 / 血管障害性認知症 / レーヴィー小体型認知症 / 前頭側頭型認知症(ピック病) / 脱水、ビタミン欠乏 / 甲状腺機能低下症 / 各種感染症 / 正常圧水頭症 / 脳腫瘍

アルツハイマー病と診断されても、初期の前触れの段階で発見できればその進行を防いだり遅らせることが可能です。治療薬も日々研究されていますので早 期発見/早期治療を心がけてください。
最新の知見については医師にお尋ねください。
うつ病などの精神疾患が原因になることがあります。この場合の治療方法はアルツハイマー病などとは根本的に異なりますので、もの忘れが気になりましたら早めの受診をおすすめします。

もの忘れ検査ドックとは


番町診療所のもの忘れ検査ドックは、米国で開発された軽度認知障害の判定ツールと、当院で長年の実績を誇る脳の MRI/MRA 画像診断、早期アルツハイマー型痴呆の発見に役立つ MRI を利用した VSRAD(ブイエスラッド)検査、そして動脈硬化性痴呆の発見に有効なアクロレイン血液検査(脳梗塞リスク評価検査)を組み合わせたドックです。
VSRAD検査の推奨年齢は50歳以上です。VSRADを含まない検査コースもございます。
詳しくは電話でお問い合わせください。番町診療所 03-5411-7228

気になりだしたら早めに検査しましょう

だいたい50歳をすぎる頃から、多くの方が「最近もの忘れが多くなった」と感じるようです。
もの忘れが『正常加齢に伴うもの』であれば、それは加齢による一般的な現象です。
しかし、うつ症状など精神的疾患との関連や、認知障害の初期段階など、加齢による一般的な現象と厳密に区別される『もの忘れ』があり、特に近年では認知障害の初期段階を早期に発見することがとても重要であると広く認識されるようになりました。
現在の日本では85歳以上の高齢者の4人に1人が認知障害をもつ=いわゆる認知症およびその予備軍といわれています。
認知症は何らかの原因で記憶や判断力などの脳の働きが低下する病気で、病気が進行すると日常生活に支障をきたすようになります。
また、認知症にはさまざまな種類や進行度合いがあり、それに応じた適切な治療をおこなう必要があります。(ある種類の認知症に有効な治療方法が別の種類の認知症には適さない場合があります)
そのため、適切な治療を受けるためには、認知障害を早期に発見し、もし発見された場合はすぐに専門医を受診することがとても大切です。

もの忘れ検査ドックの詳細はこちら

『あたまの健康チェック』について


あたまの健康チェックのみご希望の方

番町診療所では、あたまの健康チェック単体での検査は実施していませんが、検査ドックで使用している判定ツール「あたまの健康チェックカード」を販売しています。

販売価格: ¥3,500+消費税

※あたまの健康チェックは電話(フリーダイヤル)で判定オペレータの質問にお答えいただくものです。必要な時間は約10分間です。
※結果は後日郵送で届きます。
※カードには専用電話番号(フリーダイヤル)が記載されています。
※カードは購入者ご自身以外でもお使いいただけます。
  ご家族やお知り合いへのギフトとしてもご利用いただけます。
※カードの有効期限は購入から6カ月です。

あたまの健康チェックは、米国国立老化研究所が推薦する国際的な認知症診断基準CERADバッテリーをベースに、
米国Medical Care Corporation社が研究・開発したアルゴリズムに基づき提供されるもので、
認知症の前駆段階である軽度認知障害(MCI)(MCI: Mild Cognitive Impairment)の早期発見のためのツールです。
米国内で行われた正確性検証の結果、MCIと健常な老化現象からくる認知機能の低下を97.3%の高精度で判別することが確認されました。
日本語版の開発に際しては言語学者も介入し、テストの等価性が保たれるよう配慮されました。
日本語版の精度検証は福岡大学山田医師グループにて行われ、英語版同等の96%の感度が確認され、日米両国で文献発表されています。

このツールの特徴

◆質問者の主観が入らない
◆正確性が96%(日本)~97%(米国)である
◆このツールを用いた判定とMRI診断を比較した検証がなされている

※ このツールは認知機能の一般的な評価を提供することを目途とします。
このツールを用いた判定は認知機能に関与し得る病状または病気を診断する、あるいは治療するものではありません。

米国での実績
米国長期ケア保険産業では、最適な保険契約を勧めるために契約者の身体と精神状態を知ることが重要視されています。
このような背景から、第三者機関(TPA)を通し、本プログラムは長期ケア保険産業の引受アセスメント業務においてスタンダードとなりました。
また、米国カリフォルニア州オレンジ郡においては、Orange County Vital Aging Programの下、地域市民への認知機能スクリーニングとしてこの判定ツールが提供されており、この活動は第一回日本認知症予防学会でも紹介されました。

【主な参考文献】
題名 : Methods to improve the detection of mild cognitive impairment
掲載 : PNAS(Proceedings of the National Academy of Science) 2005
題名 : Development and validation of the Memory Performance Index:
Reducing measurement error in recall tests
掲載 : ELSEVIER Alzheimer’s & Dementia 2009
題名 : Detecting Cognitive Impairment in Primary Care:
Performance Assessment of Three Screening Instruments
掲載 : Journal of Alzheimer’s Disease 2007
題名 : Comparison of the Memory Performance Index:
With Standard Neuropsychological Measures of Cognition
掲載 : American Journal of Alzheimer’s Disease and Other Dmentias 2011
題名 : The Japanese MCI Screen for Early Detection of
Alzheimer’s Disease and Related Disorders
掲載 : American Journal of Alzheimer’s Disease and Other Dementias 2008
物忘れ外来ではお待たせしない「予約制」を採用しています。必ずお電話にて簡単にご予約の上、健康保険証をご持参くださいますようお願いします。